なんかいろいろと書いてくブログ

関東のどこかで働く、一般人

「KAIZEN JOURNEY」を読んだので色々試し始めた

はじめに

つい先日、私が所属する組織のCTOから、「KAIZEN JOURNEY」紹介いただいた。

「日本の現場」に寄り添ったアジャイルの実践

と、銘打ったこの本はソフトウエア開発のをよりよくすくするための手法について書かれており、 登場する組織は、「この本はうちをみているかのよう」とのこと。

アジャイルそのものに興味があったし、 ストーリー調で読みやすそうなのものあって、お借りして読むことにした。 

学ぶことは多々あり、読んでおしまいにするにはもったいなさすぎるので、 記事としてまとめることにした。

最初に断っておくが、この記事の内容は私の解釈なので、 著者の意図とは違うかもしれない。 もし、この本に興味がある人がいたらぜひ自分で読んで解釈なり実践をして欲しい。

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KAIZEN JOURNEYについて

「JOURNEY」とは長期的な旅行や、物事の工程という意味があるらしい。 タイトル「KAIZEN JOURNEY」の意味は改善の工程という意味なのだろう。 改善の工程というのは、本の内容に即したものであるが、 なんというか、工夫次第でタイトルもおしゃれというか魅力的になるのだなと思った。

この本は、タスクもれ、納期にまに合わない、PJがよく炎上するといった問題を抱えた会社に所属する主人公、 江島がはじめは会社に見切りをつけてやめようとするも とある社外イベントでの出会いをきっかけに、 個人での見直しを始る。この個人での見直しをきっかけにチーム、クライアントを巻き込んだ改革をしていく。

本書で発生している問題はCTOが言っていたように、 現場で起きている。または起きうることで、 その問題に対する本書での取り組みは、実際に取り組む価値のあるように感じた。

とはいえ、私はチームを率いる立場ではないので、 本書の主人公のように個人から始めることにした。

一人で初めて見る(タスクボードの運用)

タスクボードの運用

本書では最初に何を始めたら良いかわからない時のすすめの一つにタスクボードによる、 タスクの見える化を紹介している。

と、いうわけで東急ハンズまで車を走らせてホワイトボードを買いにいいた(値段はそれなりににした。ダイソーでも十分なものは売っているとおもう) とりあえず、ホワイトボードを以下のように区分けした

  • To Do: 一定期間でのタスク(未着手)
  • Doing: 着手中のタスク
  • Done: 完了タスク
  • Parking Lot:気づきとかを貯めておく

この区分けにそっって、一週間分のタスクを付箋に書いて仕分ける。

そして、毎朝確認をしてスクジュール調整をしていく 月曜日に作成し、金曜日になったら振り返るという運用を  とりあえず、一週間やってみた。

振り返ってみて

タスクボードの運用が一週間立ったのでふりかえりをした。 そうすると以下のことが見えてきた。

  1. Doingに複数のタスクが存在していることが多い
  2. スケジュール調整は毎日発生している
  3. 割り込みタスクでリスケが必要になった

1. Doingに複数のタスクが存在していることが多い

要するに、マルチタスクになっているのだ。 他メンバーとの兼ね合いで進められないタスクが、 Doingにのこっており、結果マルチタスク状態になっていたのだ。

タスクは人に依頼した段階で、終わらせるように細分化して、 スケジュールを立てる必要があった。

2. スケジュール調整は毎日発生している

これに関しては単純に気づきだった。 最終的に、タスクを全てDoneに入れるためには必要無ことだと思う。

3. 割り込みタスクでリスケが必要になった

これが一番の課題だ。今週に言えばおよそ2人日が割り込みタスクに費やされた。 そのぶん、リスケしたタスクもたくさんあった(タスクの消化率は半分ん以下だった)

 とはいえ、割り込みタスクは発生しうるものなのでいかにして コントロールするかを考える必要がある。

来週に向けて

 ふりかえりを通して、来週からは以下のようにホワイトボードを運用していこうと思う。 (来週以降もきじとしてまとめるかは未定) 

  • タスクを自分または、メンバー単体で終わらせれるように細分化する
  • 割り込みタスクについては、発生したタイミングで冗長と相談し、その期間でやることを取捨選択をする。

 

終わりに

KAIZEN JOURNEYで紹介していることの有益性を時間するにはまだ時間がかかりそうだが、 スクラムをうまく進めるための期待値は高そうだ。

KAIZEN JOURNEYさっと読めるので、 うちではスクラムやっているけどよくわからんって人や 仕事がうまくいっていない人には 読んでみると、色々と気づけるきっかけになるのではないかなと思う。